サウナベンチ選びの基礎知識|サイズ・形状・木材など理想のととのい空間のつくり方

木材にこだわったサウナの室内とベンチ

自宅にサウナを設ける際、ストーブの出力や機能にくわえてこだわりたいのが、ベンチのクオリティです。

サウナ室で実際に身体が触れるのはベンチであり、座り心地や肌触りが悪ければ、どれだけこだわった空間でも、心からくつろぐことはできません。

サウナベンチには、サイズや形状、使用する木材など、満足度やクオリティを左右する要素がいくつかあります。

本記事では、家庭用サウナのベンチ選びで押さえておきたい基礎知識を解説します。

理想のととのい空間づくりの参考にしてください。

 


コラムのポイント

  • ベンチのサイズや形状は、使用する人数や過ごし方に合わせて考えることが大切です。
  • 熱への耐性や肌触り、香りなど、ベンチの木材選びも重要なポイントです。
  • サウナベンチのDIYは可能ですが、失敗しやすいポイントもあるため慎重に検討しましょう。

 

サウナのベンチにこだわるべき理由

横になれるサウナのベンチ

長時間身体が触れるベンチは、サウナのクオリティや満足度を左右する重要な要素の1つです。

座る・横になる・背中を預けるなど、サウナ体験のほぼすべてはベンチの上で過ごすといっても過言ではありません。

どれだけ高性能なストーブや内装にこだわっても、ベンチの座り心地や肌触りが悪ければ、心からリラックスすることは難しいです。

温度や湿度が整った空間でも、硬すぎる座面や粗い木肌が気になれば、ととのいに集中できません。

また、サウナベンチは高温・多湿という過酷な環境で使用されるため、金属や樹脂ではなく木材が使われるのが一般的です。

熱を蓄積しにくく、肌に触れても熱くなりすぎない木材の特性が、サウナ環境に適しているからです。

素材の選び方ひとつで、座り心地はもちろん、耐久性やメンテナンス性にも大きな差が出ます。

自宅にサウナを設ける場合、ベンチのサイズや形状・素材にこだわって選べるのは大きなメリットです。

次の章から、サウナベンチ選びのポイントを1つずつ掘り下げていきましょう。

サウナベンチのサイズ・形状の考え方

1人用のサウナベンチ

まずは、サウナベンチに必要なサイズや、使い方に合わせた形状の考え方についてチェックしていきましょう。

使い方と人数に合わせたサイズ

サウナベンチのサイズを考える際は、同時に座る人数や使い方を考慮するのが重要なポイントです。

座って使う場合、1人あたりの幅の目安は60〜80cm、奥行きは40~50cm程度です。

一方、あぐらをかいたり横になったりしたい場合は、ベンチに必要な幅や奥行きはさらに広くなります。

特にベンチに横になって「寝サウナ」をするなら、身長に合わせた幅の確保が必要です。

〈関連コラム〉

寝サウナはどこでできる?横になれるサウナで上質なととのいを

 

家族や友人とサウナを使う場合は、全員が同時に入るのか、1〜2人での使用がメインなのかによって、必要なベンチのサイズは変わってきます。

導入前に、誰がどのように使うかをイメージしておくことが大切です。

室内やドア位置との関係

ベンチのサイズは単体で決めるのではなく、サウナ室全体の広さやレイアウトとのバランスも考慮する必要があります。

ベンチを壁面に沿って配置する場合、ドアの開閉スペースを確保できているか確認が必要です。

一般的なサウナのドアは安全面を考慮して外開きが基本ですが、ドア枠のすぐ近くまでベンチがあると、出入りの際に身体をぶつける、緊急時の動線を塞いでしまうなどのリスクがあります。

また、ベンチの奥行きや高さによっては、サウナ室内に圧迫感が生まれることもあります。

とくに家庭用サウナはコンパクトな空間になりやすいため、ベンチのサイズは見た目の印象や圧迫感に大きく影響するポイントです。

図面上では問題なく見えても、実際に入ると狭く感じるケースも少なくありません。

ベンチのサイズはストーブの位置や室内の動線とも密接に関わるため、単体で決めるのではなく、サウナ室全体のレイアウトを俯瞰しながら検討するのがおすすめです。

座り心地や身体への負担を考えた形状

サウナベンチの形状は、座り心地や身体への負担に直結するポイントです。

一般的なサウナ施設では、加工性やメンテナンス性に優れ、多くの人が効率的に座れる平坦なベンチ形状が主流です。

しかし、平坦なベンチの座面は、長時間座り続けるとお尻が痛くなりやすく、腰や背中にも負担がかかりやすくなります。

自宅サウナの場合、施設のように不特定多数が使うわけではないため、ご自身の好みに合わせて形状を選べるのがメリットです。

座面にアール(曲線)を設けたり、背もたれの角度を工夫したりすることで、身体のラインに沿った自然な姿勢でリラックスしやすくなります。

ととのいの時間を快適に楽しむためにも、形状へのこだわりは見逃せないポイントです。

 

例えば、SHUKEN GROUPが開発したSAUNAGEは、人間工学的アプローチに基づいた座面設計で、長時間でも快適に過ごせるよう工夫しています。

1人で横になれるW型、1人で横になれて、2人で並んで座ることも可能なF型の2種類をご用意し、ととのいスタイルに合わせた選択も可能です。

ベンチにこだわった家庭用サウナを選ぶなら、ぜひSAUNAGEをご検討ください。

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〒107-0061 東京都港区北青山2-10-17 SOHO北青山104

 

サウナベンチの木材の選び方

木にこだわったサウナベンチ

サウナベンチに使われる木材は、見た目や香りだけでなく、安全性や耐久性にも大きく関わります。

具体的に、サウナベンチの木材選びで押さえておきたいポイントをまとめてみました。

 

チェックポイント 内容
熱への耐久性 高温環境にさらされ続けることで、反りや割れ、収縮が生じやすくなります。熱に強く寸法安定性の高い木材を選ぶことが長持ちにつながります。
肌触り・やけどリスク 表面がなめらかで肌触りが柔らかく、熱伝導性が低く高温下でも熱を持ちにくい素材を選ぶことが大切です。
耐湿性・耐腐食性 高温多湿のサウナ環境では、湿気やカビ・腐食への強さが耐久性に直結します。
香り ほのかな木の香りはサウナ体験を豊かにしますが、樹種によっては高温で強くなりすぎることもあります。
デザイン・色味 木目の表情や色味は樹種によって異なります。内装との統一感も考慮して選ぶのが理想的です。

 

上記のように、サウナベンチに適した木材を選ぶためには、多くのポイントをチェックする必要があります。

コストダウンを優先しすぎると、サウナベンチに適していない木材のせいで、使い勝手が悪くなったり耐久性が低下したりする可能性があります。

こちらのコラムでサウナの木材選びについてさらに詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

〈関連コラム〉

サウナの木材はどう選ぶ?種類・塗装・腐食対策、国産材にこだわるべき理由を解説

サウナベンチのDIYはアリ?

家庭用サウナのDIYベンチ

最近は、材料や工具、つくり方の情報などの入手性が高まったことで、サウナ本体やベンチのDIYに挑戦する方も増えています。

結論からいうと、サウナベンチをDIYで製作すること自体は不可能ではありません。

しかし、サウナという特殊な環境で使用することを考えると、いくつかの高いハードルがあります。

例えば、ホームセンターなどで手軽に入手できる2×4材などの安価な木材は、コストを抑えられる反面、サウナの高温多湿環境には適していないことが多いです。

熱による反りや割れ、カビや腐食が起きやすく、DIYで安く仕上げても耐久性が低くなる可能性があります。

また、樹種によっては高温で木材からヤニが分泌され、不快な臭いやベタつきの原因になることもあります。

さらに、前述したような座面のアール形状や身体のラインに沿った設計を実現しようとする場合、DIYでの加工は難しいです。

コストを抑えて簡易的なベンチをつくることはできても、快適性や耐久性まで求めると、DIYでの実現は難易度が高いのが正直なところです。

より質の高いととのい空間を目指すなら、素材選びから設計・加工まで一貫してこだわったプロの製品を検討してみてください。

ベンチにもこだわった家庭用サウナ「SAUNAGE」

家庭用サウナSAUNAGE

ここまで解説してきたように、サウナベンチはサイズや形状、木材選びなど、快適性を左右する要素が多くあります。

私たちSHUKEN GROUPが開発したSAUNAGEは、ベンチを含めたクオリティにこだわった家庭用プライベートサウナです。

 

本格的にととのえる屋内サウナ

SAUNAGEのベンチは、人間工学的アプローチに基づいた設計を採用しています。

座面と背面がひとつながりになった形状は、身体のラインをトレースするように設計することで、座面底部のカーブが腰にかかる自重と反発力を軽減します。

長時間座り続けても疲れにくく、快適に深いととのいを体感できるのが特徴です。

また、ボタンひとつでロウリュできるボタン式ロウリュをはじめ、オプションも充実し、さまざまなカスタマイズにも対応しています。

さらに、ベンチを含めたサウナ全体を、グループ内の国内自社工場で生産。

ベンチの座り心地やデザインなど、クオリティにこだわった家庭用サウナをお探しの方は、ぜひSAUNAGEへお気軽にご相談ください。

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監修者情報

SAUNAGE 編集部

SAUNAGE 編集部

プライベートサウナ「SAUNAGE」の製作・販売を行う秀建グループが発信するオウンドメディア。
サウナの設計・内装・施工に関する豊富な知識と経験をもとに、役立つ情報や最新のトレンドを皆様にお届けしています。