家でサウナを楽しむ方法|自宅用プライベートサウナも紹介
この記事では、家でサウナを楽しむ方法について、こだわるべきポイントや具体的な手段を詳しく解説します。
サウナ傘やテントサウナなどの疑似体験グッズから、本格的な家庭用サウナ・リフォームなどもご紹介。ご自宅の状況やご予算に合わせて、家でサウナを楽しむ適切な方法が見つかりますよ。
コラムのポイント
- 家でサウナを楽しむためには、「しっかり汗をかける環境」「水風呂」「ととのいスペース」の3つが必要です。
- 簡易的に家でサウナを楽しむには、入浴剤やサウナ傘など数千円程度からお試しする方法もあります。
- 自宅に家庭用サウナを導入する場合は、費用や方法をしっかり検討し、デメリットに対策することが大切です。
自宅で「家サ活」を実践するサウナーが増加中!?
「毎日サウナに入りたい!」と考え、自宅で「家サ活」に挑戦するサウナーの方が増えています。サ活とはサウナ活動の略で、温冷交代浴や外気浴でととのう感覚を楽しむことを指します。
日々の疲れを癒してリフレッシュできるサウナはとっても魅力的な時間ですが、毎日店舗に通うのはお金的にも時間的にも少しハードルが高いですよね。そこで、自宅でサウナを楽しむ家サ活が注目されているのです。
毎日サウナに入ると、肌や髪にダメージを受けたり、余計疲れたりするという意見もあります。しかし、しっかり対策してムリなく楽しめば、毎日サウナに入るのもNGではありません。むしろ、家サ活なら店舗より入り方を調整しやすいので、毎日サウナを楽しみたい方にもピッタリなのです。
毎日サウナのメリット・デメリットについては、こちらのコラムも参考にしてみてください。
〈関連コラム〉
毎日サウナに入っても大丈夫?メリット・デメリットと対策をチェック!
家でサウナを楽しむために必要な3つのポイント
ご自宅でサウナを楽しむ方法は複数ありますが、基本的には次の3つのポイントをしっかり押さえることが大切です。
①しっかり汗をかける環境をつくる
まずは、身体を温めてしっかり汗をかける環境をつくりましょう。
一度身体を温めて毛穴を開き、しっかり汗をかくことで水風呂やととのいタイムを十分に楽しむことができます。逆に言えば、家サ活は汗をかく環境のクオリティが重要になるということです。
汗をかく環境のつくり方は複数ありますので、次の章で詳しく解説します。
②水風呂の代わりを考える
サウナの醍醐味である水風呂を、自宅で再現するのも大切なポイントです。
せっかく温まって汗をかいても、水風呂がない、またはぬるいとサウナの爽快感やととのい感を得ることができません。
水風呂のつくり方は、冷たいシャワーを浴びたり浴槽に氷を入れたり、簡易的な方法もあります。ポータブル浴槽やチラーと呼ばれる装置を使う本格的な水風呂のつくり方も。
自宅で水風呂をつくる方法はこちらのコラムで詳しく解説しています。
〈関連コラム〉
自宅で本格水風呂を実現する方法は?理想の自宅サウナ環境をつくろう!
③ととのいスペースを確保
水風呂の後のととのいスペースの確保も、家でサウナを楽しむための重要なポイントです。
たっぷり汗をかいて水風呂でシャキッと体を引き締めた後、リラックスできる環境でととのいタイムを過ごすのがサウナの醍醐味。お店でサウナを楽しむとき、ととのいスペースが混雑して休憩できないとちょっと残念ですよね。家サ活も同じで、水風呂の後のととのいスペースのクオリティが満足度を大きく左右します。
家でサウナをする場合は、水風呂からの動線や外気温、音などの要素を考える必要があります。例えば、お庭やベランダで外気浴をする場合、水風呂からの動線が長いと不便ですし、汗がポタポタ垂れて気になるケースも。また、周囲の音が騒がしかったり、視線が気になったりする場所では心からリラックスするのは難しいです。
室内にととのいスペースを確保する場合も、生活感や家族の動線を排除して静かにリラックスできる環境を確保することが大切です。
家でサウナを楽しむ方法は3パターン
実際に家でサウナを楽しむ方法は、大きく分けると3パターンに分かれます。
それぞれサウナのクオリティや設置のハードルが異なるため、ご自宅やサ活の状況に合わせて選ぶことが大切です。
サウナグッズで疑似体験
最近は家でお手軽にサウナを楽しめるグッズがたくさん販売されているので、まず疑似体験してみるのが良いかもしれません。
※サウナグッズの例と相場
- 入浴剤(数百円~)
- サウナ傘(2,000円~)
- サウナブランケット(1万円~)
- サウナボックス(2万円~)
- テントサウナ(5万円~)
代表的なサウナグッズは上記のようにさまざまで、予算に合わせてお手軽に採り入れられるものも。
例えば、発汗を促す入浴剤とサウナ傘を組み合わせれば、家のお風呂でお手軽にサウナの疑似体験ができます。ブランケット型・ボックス型・テント型など、お風呂以外に設置するタイプのサウナグッズもあります。
店舗のサウナと同じように汗をかくのは難しいですが、お手軽なグッズで家サ活を体験してからほかの方法を検討するのも良いかもしれませんね。
自宅用サウナ製品を購入
本格的に家でサウナを楽しむ方法としては、自宅用につくられた製品を購入・設置するのが一般的です。
※自宅用サウナ製品の例
- ボックス型サウナ(40万円~)
- バレルサウナ(100万円~)
屋内に設置する自宅用サウナ製品としてはボックス型が多いです。電話ボックスのような形状のサウナで、スペースさえ確保すれば自分で組み立てられる製品も。コンパクトなボックス型サウナは場所と電源さえあれば設置できるのがメリットですが、その分圧迫感は高めで飽きてしまうケースもあるようです。
リーズナブルなものは40万円前後から販売されていますが、高温を楽しめるドライサウナは100万円前後の製品が多いです。
一戸建てでお庭に余裕がある場合、屋外設置型のバレルサウナを購入する方法もあります。バレルサウナはサイズやクオリティのバリエーションが多く、屋外スペースさえあれば設置ハードルが低いのがメリット。
ただし、雨風にさらされるので、単純に安いものを購入すると木が腐って長持ちしないこともあるので注意が必要です。
リフォーム・リノベーションでサウナを設置
よりクオリティの高い自宅サウナを求めるなら、リフォームやリノベーションで間取りに組み込む方法もあります。
リフォーム・リノベーションは、水風呂やととのいスペースも含めて満足度の高いサウナ環境をつくれるのがメリット。自宅に設置スペースがない場合でも、間取り変更でムリなくサウナを導入できるのも魅力的なポイントです。
リフォーム・リノベーションのサウナ設置費用は、選ぶ製品や工事範囲にもよりますが、200万円~が目安です。
リフォームサウナの詳細はこちらのコラムでも詳しく解説しています。
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リフォ-ム×サウナのメリットと魅力♪家庭用サウナのデメリットに対策を
家庭用サウナはデメリットが気になる?
家で本格的にサウナを楽しむために製品の購入やリフォームを検討する際、デメリットが気になる方も多いでしょう。せっかくお金をかけて家にサウナをつくったのに、思ったようにととのえなかったり、飽きたりしては困りますよね。
結論としては、空きスペースになんとなくサウナを設置しただけだと、デメリットが気になる可能性が高いです。ただ汗をかくための家庭用サウナでは、店舗の開放感や気持ち良さは再現できません。圧迫感がある、しっかり温度が上がらないなど、家庭用サウナの後悔ポイントは複数あります。
家庭用サウナのデメリットに対策し後悔を防ぐためには、クオリティが高い製品を選び、自宅ならではの楽しみ方ができる環境をつくることが大切です。
例えば、ゆっくり横になれる広さの家庭用サウナなら、店舗で禁止されている「寝サウナ」を楽しめるので飽きてしまうリスクは少ないでしょう。
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音楽や映画を楽しんだり、ととのった状態ですぐ気持ちよく就寝したり、家サ活ならではの楽しみ方はたくさんあります。せっかく家にサウナを設置するなら、しっかりこだわって満足できる製品を選びましょう。
自宅用本格プライベートサウナ「SAUNAGE」
最後に、自宅ならではの楽しみ方ができるプライベートサウナ「SAUNAGE(サウナージュ)」をご紹介します。
大きなガラス面による開放感、人間工学に基づいた横になれるベンチ形状など、店舗ではできないととのい体験ができる環境です。ベンチは2人で座って入れるフラット形状も選択可能です。
ボタン式ロウリュやBluetoothスピーカーなど、ラグジュアリーな時間を過ごすためのオプションも充実。
ご自宅への設置は、リノベーション専門店のSHUKEN Reがお手伝いします。設置スペースの確保はもちろん、水風呂やととのいスペースを含めたトータルコーディネートも可能です。
東京都渋谷区のSAUNAGEショールームでは、実際の広さや使い勝手などをご体感いただけます。ご自宅への設置プランのご相談もできますので、ぜひお気軽にご予約・ご来場ください。
SAUNAGE SHOWROOM
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