リフォ-ム×サウナのメリットと魅力♪家庭用サウナのデメリットに対策を
最近はサウナブームの高まりから家庭用サウナを設置する方も増えていますが、実際に使ってみてデメリットを感じるケースも少なくありません。
一般的な家庭用サウナは性能や広さに限界があるため、お店と比べると不満を感じることが多いのです。
そこで注目されているのが、リフォ-ムやリノベーションで本格的な自宅サウナをつくる方法です。今回はリフォ-ム×サウナのメリットや魅力、具体的なアイデアとおしゃれな製品情報をご紹介します。
コラムのポイント
- 一般的な家庭用サウナのデメリットを一つずつ把握しておきましょう。
- リフォ-ムなら家庭用サウナのデメリットに対応して、本格的なととのい環境をつくることができます。
- 中古マンションにリフォームでサウナをつくる場合、購入前に設置できるか確認することが大切です。
リフォ-ム×サウナを検討する人が急増中?
一昔前までは「おじさんのもの」というイメージが強かったサウナですが、最近は老若男女を問わず人気が高まっています。
しかし急激なブームによってサウナ店舗はどこも混雑していて、「サウナ難民」という言葉も生まれるほど。 一般社団法人 日本サウナ・温冷浴総合研究所の調査によると、「サウナが混んでいるから行く回数が減った・やめてしまった」と答えた方が12.3%もいました。
参照元:日本のサウナ実態調査2023
そこで家庭用サウナに注目が集まり、簡易的なテントサウナや本格的なボックスサウナまで、さまざまな製品がリリースされています。ですが家庭用サウナの設置にはさまざまなハードル、デメリットがあり、なかなか実現するのは難しいのが現状です。また簡易的な家庭用サウナだと、店舗のようにととのうのは難しいケースも。
そこで、リフォ-ムで理想のサウナ環境をトータルコーディネートする方が増えてきているのです。
家庭用サウナの課題とデメリット
リフォ-ムサウナについて考える前に、一般的な家庭用サウナが持つ課題やデメリット把握しておきましょう。
設置スペースがない
家庭用サウナ設置スペース確保は、一番のハードルになることが多いです。0.5~1帖前後のコンパクトな家庭用サウナでも、家の中だと設置スペースを確保するのは難しいです。
何とか設置スペースを確保できても、サウナが空間を圧迫してしまうので、動線や使い勝手の問題が出るケースも。
またマンションのベランダにテントサウナを設置しようとしても、外部の視線や管理規約が大きなハードルになります。賃貸住宅はもちろん、自己所有のマンション・戸建てでも設置スペースに悩むケースは多いでしょう。
お店のようにととのえない
一般的な家庭用サウナは、広さや加熱方式の関係で店舗のようにととのえないケースも多いです。
例えばリーズナブルな家庭用サウナは遠赤外線タイプが多く、50~60℃前後の室温なのでお店のドライサウナとは入り方が異なります。じっくりリラックスしたい方には向いていますが、お店のようなととのい方を求める場合物足りないケースも。
また一人用の家庭用サウナだと、周囲を壁に囲まれているので圧迫感も大きいです。
飽きて使わなくなってしまう
せっかく家庭用サウナを設置したのに、店舗の広いサウナや水風呂の爽快感が恋しくなって使わなくなってしまうケースも少なくありません。実際にフリマサイト・ネットオークションをチェックすると、家庭用サウナの出品が数多く見つかります。
前述した機能性や圧迫感なども、家庭用サウナに飽きてしまう原因の一つ。
リフォ-ム×サウナのメリット
自由度の高いリフォ-ム×サウナなら、前述した家庭用サウナのデメリットに対策することができます。簡易的な設置タイプのサウナと比較したメリットをご紹介します。
無理なく設置スペースをつくれる
住まい全体の間取りを調整することで無理なくサウナスペースを確保できるのは、リフォ-ム・リノベーションの大きなメリットです。
一般的な間取りのお住まいに、家庭用サウナの設置スペースを確保するのはなかなか困難です。リビングだと動線が不便ですし、1坪前後の洗面所にサウナを置く余裕はありません。
現状サウナの設置スペースがなくても、リフォ-ムやリノベーションならさまざまな間取りアイデアで対処できます。具体的なアイデアは後半で解説します。
本格的なサウナをつくれる
リフォ-ムはストーブや内装材の選定で、既製品にはない本格的なサウナをつくれるのもメリットです。
既製品は基本的にカスタマイズできないため、レベルの高いサウナ環境を求める方にとって物足りないケースも。リフォ-ムなら理想のイメージに合わせて、とことんサウナのクオリティにこだわることも可能です。
またリフォ-ム向けのサウナ製品は、もともとこだわった仕様で設計されていることも多いです。実際のリフォ-ム・リノベーション向けサウナは、記事の最後にご紹介します。
水風呂→ととのいまでトータルコーディネート
家の中にただサウナを付け足すのではなく、水風呂→ととのいスペースの動線までトータルコーディネートできるのもリフォ-ムのメリット。
サウナから出てすぐ水風呂に入れる環境なら、家族の視線や床の水濡れなどが気になりません。ととのいスペースまでのスムーズな動線は、サウナのクオリティと満足度を高めてくれるはずです。
リフォ-ムサウナのアイデア
あくまで一例ですが、リフォ-ムで理想のサウナをつくるためのアイデアをいくつかご紹介します。
使っていない部屋をサウナ専用スペースに
お子様の巣立ちなどで使っていないお部屋があれば、サウナ×水風呂×ととのいまで完結する専用スペースにするのもおすすめ。例えばマンションの北側のお部屋は、日当たりが悪くほかの用途に使いにくいですが、サウナなら問題なく有効活用できます。
1部屋でととのいサイクルを効率よく繰り返せるので、店舗のようにしっかりリフレッシュできるでしょう。
廊下や玄関を省略してスペースを生み出す
お住まいにサウナの設置スペースがない場合は、間取り変更で廊下・玄関を省略してみるのも一つのアイデアです。
例えばLDKを回廊のように活用し、玄関ホールや廊下を省略すれば2~3帖前後のスペースを生み出せることが多いです。最近は寝室にテレビを置くことが少なくなったので、寝るだけの最小限の広さにして、サウナスペースを生み出すのも一つのテクニック。
洗面所を拡張してサウナを設置
前述したスペースを生み出すテクニックで、洗面所を拡張してサウナを設置するのもおすすめの間取りアイデアです。洗面所ならサウナに出入りするときの熱気や湿気が気になりにくく、そのままシャワーや水風呂を使えるのも効率的。
もともとのお部屋を拡張するので、少ない床面積でもサウナを設置しやすいのもメリットです。
サウナスペースを増築
一戸建てで敷地に余裕がある場合、増築してサウナ専用スペースをつくる方法もあります。
増築と聞くと大がかりなイメージがあるかもしれません。しかし10㎡(6畳)以下の増築なら確認申請が不要なケースが多く、2~3坪のサウナスペースなら工期もそれほどかからないでしょう。
リフォ-ム×サウナはどこに頼む?
実際にリフォ-ム・リノベーションでマイホームにサウナをつくる場合、どこに頼んだらよいのか悩む方も多いと思います。
日本では家庭用サウナの普及率が低いため、サウナ施工実績のあるリフォ-ム会社はほとんどありません。サウナについてのノウハウがあり、リフォ-ム・リノベーションの技術力も備えた会社となると、見つけるのはかなり難しくなるでしょう。
東京・神奈川・千葉の首都圏エリアの家庭用サウナづくりは、リフォ-ム・リノベーション専門店のSHUKEN Reにご相談ください。
秀建グループが自社開発した「SAUNAGE(サウナージュ)」を、お客様のご自宅に合わせてトータルコーディネートいたします。
デザイン性・機能性にしっかりこだわり、ボタン式ロウリュなどサウナスタイルに合わせたカスタマイズにも対応。
多くのリノベーションをお手伝いした経験を活かし、設置スペースの確保から理想のととのい環境までしっかりアドバイスいたします。
中古マンションをリフォームしてサウナをつくる際、設置可能かどうかの判断もお任せください。
渋谷区恵比寿にSAUNAGEをご体感いただけるショールームもございます。自宅サウナに興味のある方は、ぜひお気軽にご来店ください。
SAUNAGE SHOWROOM
〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西1-5-1 howzlife 1F