サウナの乾燥対策|入り方やケア方法を解説
近年、サウナの健康・美容・美肌効果に注目が集まる一方で、お肌の乾燥を心配する声も多く聞かれます。
実は、サウナの種類や入り方によっては、かえってお肌の乾燥を招くケースがあるため、注意が必要です。
そこで今回は、サウナでの乾燥対策と正しい入り方、効果的なケア方法について詳しく解説します。
- 乾燥しにくいサウナを選ぶ:ドライサウナよりも、湿度が高くお肌に優しいロウリュ・ミストサウナなどがおすすめです。
- 正しい入り方を実践する:無理をせず、下段や中段に座り、タオルなどで頭部を保護することが大切です。
- サウナ後のスキンケアを徹底する:化粧水と乳液を併用し、全身の保湿ケアを行います。
サウナに入ると肌が乾燥する?
サウナは美容業界でも注目を集めていますが、入り方を誤るとお肌の乾燥を引き起こすリスクがあることをご存知でしょうか。
サウナの種類や利用方法によっては、乾燥や熱によってお肌や髪にダメージを与える可能性があります。
しかし、適切な対策を講じれば、乾燥を防ぎながらサウナで汗を流し、血行を促進することで、美肌効果も期待できるのです。
サウナの美容効果
サウナには以下のような美容効果があると言われています。
- リラックス効果によるストレス軽減
- 血行促進による体質改善
- 新陳代謝の向上とターンオーバーの促進
ただし、上記の美肌効果を得るためには、乾燥対策が欠かせません。
詳しくは後述していますが、入るサウナの種類、適切な入り方や過ごし方、そして出た後のスキンケアが重要です。
サウナによる乾燥の要因
サウナに入ると肌が乾燥する主な要因は以下の通りです。
- 高温環境による水分蒸発:サウナの熱が肌から水分を奪い、乾燥を引き起こします。
- 発汗による体内水分の喪失:汗とともに体内の水分が失われるため、肌が乾燥しやすくなります。
- 低湿度のサウナ:ドライサウナは特に湿度が低く、乾燥しやすい傾向があります。
- 不十分なスキンケア:サウナ後に保湿ケアを怠ると、乾燥が悪化します。
上記の肌乾燥の要因を理解した上で、後ほど具体的な対策について詳しく解説していきます。
サウナの美肌効果とは?
サウナには、美肌効果が期待できると言われています。
サウナに入ると、身体が温まり毛穴が開き、普段は落としにくい汚れや古い角質が、たくさんの汗と一緒に排出される効果が期待できます。
また、血行が良くなることで、肌細胞に酸素や栄養が行き渡りやすくなり、お肌のターンオーバーが整って調子が良くなる傾向も。
上記の効果が組み合わさることで、サウナはお肌の調子を整え、美肌に導く効果が期待されているのです。
ただし、無理をして長時間利用することは逆効果になることもあるので、適度な利用が大切です。
サウナの乾燥対策①ドライサウナを避ける
サウナにはいくつかの種類がありますが、乾燥が気になる方はドライサウナを避けることをおすすめします。
ドライサウナはガス・電気などで空気を温めるタイプで、温度が高く湿度が低いのが特徴です。
このため、肌の水分が蒸発しやすく、乾燥を引き起こしがちです。
特に乾燥肌で悩んでいる方や、敏感肌の方は注意が必要です。
サウナの種類 | 温度 | 湿度 |
---|---|---|
ドライサウナ | 高い | 低い |
遠赤外線サウナ | 低い | 中間 |
ロウリュサウナ | 中~高い | 高い |
ミストサウナ | 低い | 高い |
スチームサウナ | 低い | 高い |
一方、遠赤外線・ロウリュ・ミスト・スチームサウナは、湿度が高めでお肌が乾燥しにくいのが特徴です。
遠赤外線タイプは輻射熱で身体をじんわり温め、ロウリュサウナは蒸気を使って湿度と温度を高めます。
これにより、お肌の乾燥を防ぎながらリラックスができます。
乾燥を気にせずに楽しむためにも、適切なサウナの選び方を知っておくことが重要です。
また、遠赤外線サウナとロウリュサウナの違いやそれぞれのメリット・デメリットを詳しく解説した以下の記事も参考にしてみてください。
〈関連コラム〉
家庭用の遠赤外線サウナでととのえる?メリット・デメリットを解説
家庭用サウナはロウリュタイプがおすすめ!2人用のロウリュサウナを紹介
サウナの乾燥対策②準備と入り方
サウナでの肌乾燥を防ぐには、事前の準備とサウナ内での過ごし方の工夫がとても大切です。
ここではお肌へのダメージを最小限に抑え、効果的にサウナを楽しむためのポイントを紹介します。
サウナに入る前の準備
サウナに入る前の準備は、快適なサウナ体験と肌の乾燥を防ぐためにとても大切です。
しっかり水分補給する
まずは、しっかりと水分補給をします。
サウナ前に水分補給をすることで、脱水症状を防ぐだけでなく、肌乾燥の予防にもつながります。
メイクを落とす
次に、メイクはきちんと落としておくことが重要です。
メイクが残っていると毛穴をふさぎ、汗をかきにくくなることがあります。
身体を洗う
皮脂や汚れを適度に落として、汗をかきやすい状態にするためにも身体を洗うことが大切です。
しかし、洗いすぎると、かえって乾燥の原因になるので注意が必要です。
適度に洗うことで、サウナの効果を最大限に引き出しましょう。
サウナの入り方
準備ができたら、いよいよサウナに入ります。
長時間無理をしない
まず、長時間の利用は避けましょう。
サウナに我慢して長く入ると、肌へのダメージが大きくなり、乾燥しやすくなります。
6〜12分程度を目安に、暑いと感じたら無理をせず退出することが大切です。
じんわりと汗をかいて身体が温まれば十分です。
上段は避け下~中段に座る
サウナ室内では、座る位置にも注意が必要です。
上段は温度が高く、お肌へのダメージが大きいため、下段から中段でじっくり入ることをおすすめします。
タオルで髪や顔を覆う
頭部や髪は高温の影響を受けやすいので、タオルで覆うことで乾燥やダメージを防ぐこともポイントです。
また、サウナハットの使用も効果的です。
シャワーで汗を流してから水風呂に入る
サウナ後は、シャワーやかけ湯で汗をしっかり流します。
汗に含まれる老廃物がお肌に残ると、トラブルや乾燥の原因になるため、しっかり流しましょう。
その後、水風呂に入ることでお肌を引き締めます。
サウナの乾燥対策③スキンケア
サウナを出た直後は、一見お肌が潤っているように感じますが、実際には毛穴が開いて水分が蒸発しやすい状態です。
放置すると乾燥が進んでしまうため、しっかりとスキンケアを行うことが大切です。
化粧水と乳液の併用
まず、化粧水だけでなく、乳液も使って水分の蒸発を防ぎます。
化粧水だけだと水分が蒸発しやすく、お肌が乾燥しやすくなるためです。
ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分が含まれている製品を選ぶと効果的です。
また、シートマスクを使用して乾燥を防ぎながら、ドライヤーを使うこともおすすめします。
全身の保湿ケア
顔だけでなく、からだ全体にも保湿クリームを塗ることで、肌の乾燥を防ぎます。
全身の保湿ケアを行うことで、サウナ後の乾燥からお肌を守り、潤いを保つことにつながります。
乾燥肌対策は家庭用サウナもおすすめ
サウナは正しい入り方をすれば美肌効果が期待できますが、対策を誤ると肌が乾燥してしまうことがあります。
特に、店舗のサウナではひんぱんに通うのが難しく、費用がかさむ場合も少なくありません。
また、お肌が乾燥しやすいドライサウナが主流で、ロウリュやミストサウナがない施設も多く、脱衣所での保湿ケアも十分にできないことが多いです。
さらに、「帰宅時にノーメイクでいることが気になる」という方も少なくありません。
そこでおすすめなのが、女性の悩みを解決できる家庭用サウナです。
家庭用サウナなら、ご自宅でいつでもご自身の体調やお肌の調子に合わせて利用でき、すぐにいつものスキンケアを行えます。
特に、家庭用サウナ「SAUNAGE(サウナージュ)」は、高品質なロウリュ機能を備えており、お肌に優しい設計です。
これにより、美肌効果を最大限に引き出しながら、乾燥を防ぐことができます。
また、ご自宅だからこそリラックスしてスキンケアに専念できるのも大きな魅力です。
さらに、洗練されたラグジュアリーな空間は、日々の美容ルーティンに癒しの時間をプラスしてくれます。
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