サウナに朝と夜2回入っても大丈夫? メリット・デメリットを詳しく解説
最近は多くの方がサウナで汗をかき「ととのう」感覚を楽しんでいますが、朝と夜2回入りたいと考えている方もいるのではないでしょうか。
朝からサウナでさっぱりと目を覚まし、1日元気に活動した後もう一度汗を流してリラックスするのは魅力的ですよね。
しかし、朝サウナや1日2回は入りすぎで身体に悪いという意見もあり、心配になる方も多いようです。
そこでこの記事では、朝と夜1日2回サウナに入りたい方のために必要な知識を分かりやすくまとめます。
サウナの理想的な頻度、朝・夜それぞれのタイミングのメリットや期待できる効果、1日2回の入り方など、具体的に解説しますので、ぜひ参考にしてください。
コラムのポイント
- サウナに入る頻度は1週間に2回がベストと言われていますが、入り方や体調によっても変わってきます。
- 朝と夜はサウナの効果が異なり、入り方のポイントも変わります。
- 1日2回サウナに入る場合、脱水症状や疲労に気を付けて時間や水風呂などを調整することが大切です。
サウナに入る頻度はどれくらいがいい?
まずは、体調をととのえるためにサウナに入る頻度について考えてみましょう。
1週間に2回が良いと言われている
公益財団法人日本サウナ・スパ協会によると、サウナに入る頻度は1週間に2回が目安と言われています。
サウナは60~90℃前後と高温になり、1回で300~400mlの発汗量があるため、気持ち良いだけでなく身体への負担もかかります。
ハードなサウナの入り方をひんぱんに続けると、脱水症状や疲労感の蓄積、依存症になるなどのリスクがあるといった意見も。
しかし、サウナ発祥の地であるフィンランドでは各家庭に1台サウナがあり、日本のお風呂のような感覚で毎日入るケースも珍しくありません。
日本でも、サウナの温度や入る時間、セット数などを調整して、2日連続や毎日サウナに入っても健康的な生活を実感している方もいます。
こちらのコラムで、毎日サウナに入るメリット・デメリットを解説していますので、参考にしてみてください。
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1日のサウナは何回まで?
1日にサウナに入る回数についてはさまざまな意見があり、明確な基準はありません。
1週間の回数と同じように、1日にサウナに入りすぎると、脱水症状や疲労感の蓄積などが起こる可能性はあります。
しかし、入り方を調整すれば健康的に1日2回サウナを楽しむこともできますし、朝・昼・夜などタイミングによって期待できる効果も変わります。
次の章から、朝・夜それぞれのタイミングでサウナに入るメリットや効果についてチェックしていきましょう。
朝・夜のサウナはメリットや効果が異なる
同じサウナでも、朝・夜など入るタイミングによって得られるメリットや効果は変わります。
ご自身の体調や目的に合わせて、サウナに入るタイミングを選びましょう。
朝サウナのメリットと効果
朝サウナに入るとさっぱりと身体が目覚める感覚があり、出勤前に汗を流す方も少なくありません。
※朝サウナのメリット
- 目が覚めて活動的な気持ちになる
- 肩こりや腰痛が和らぎ気持ち良く過ごしやすい
- むくみや乾燥肌を防ぎやすい
サウナには自律神経をととのえる働きがあり、朝の副交感神経優位な状態から交感神経優位な状態になると言われています。
また、朝から身体の血行が促進されることで、肩こりや腰痛などが緩和されて、気持ち良く活発的に行動しやすいのもメリット。
発汗や血行促進作用によってお肌のむくみや乾燥を防ぐ効果も期待できます。
こちらのコラムでも朝サウナのメリットについて詳しく解説しています。
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夜サウナのメリットと効果
1日の終わりに入る夜サウナは定番の楽しみ方ですよね。
※夜サウナのメリット
- ストレスや疲れを緩和できる
- すぐに眠れるため質の高い睡眠を得られる
- 時間を確保しやすい
サウナ内ではスマートフォンなど情報源から離れることができ、頭を空っぽにしてリラックスでき、仕事や生活のストレスを緩和できるのがメリットです。
夜ならリラックスした状態でサウナを出たあとにすぐ眠れるため、質の高い睡眠で疲労回復効果を高めやすいのもうれしいポイント。
また、仕事や家事が終わった夜は朝より時間を確保しやすく、サウナ施設に行きやすいのもメリットです。
朝・夜2回サウナに入るデメリット
前述したように朝・夜のサウナにはそれぞれメリットがあるものの、注意すべきデメリット藻あります。
具体的な対策は次の章で解説しますので、まずは具体的な3つのデメリットをチェックしてみましょう。
疲労や眠気を感じる可能性がある
朝・夜の2回サウナに入ると、かえって疲労感や眠気を感じてしまうケースもあるので要注意。
サウナ内ではたくさんの汗をかくため、熱い上段で長時間ガマンしたり、多くのセット数をこなしたりすると疲労が蓄積する可能性があります。
適度な疲労感は良質な睡眠や体力回復につながりますが、サウナに入りすぎて疲れてしまっては逆効果です。
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朝サウナはヒートショックのリスクも
朝サウナにはメリットも多いですが、身体がしっかり起きていない状態で入るとヒートショックなど健康被害のリスクも考えられます。
ヒートショックとは寒暖差による血圧の急激な変化で身体に負担がかかる現象のことです。
起床時の体温が低い状態でいきなり高温のサウナに入ると、ヒートショックを起こす可能性が考えられます。
時間とお金がかかる
サウナ施設に通う場合、朝・夜2回入ると利用料金や時間が2倍かかるのも注意すべきデメリットです。
1日滞在できる店舗なら1回分の利用料金で複数回サウナを楽しめますが、店舗を出るともう一度お金がかかることがほとんどです。
また、1回のサウナに行き帰りや入浴で1時間かかる場合、1日2時間を確保するのもなかなか大変ですよね。
お休みの日などたまになら1日2回の利用もそれほど負担にはなりませんが、毎日だと負担は大きくなります。
定期的に朝・夜2回サウナに入りたい方は、後述する家庭用サウナの導入も検討してみてください。
朝・夜2回サウナに入るときのポイント
実際に朝・夜2回サウナに入る場合は、次のポイントを押さえてデメリットを回避し、健康的に楽しみましょう。
起き抜けや食後は避ける
朝起きてすぐや夕食を摂った直後などは、身体がサウナに入る準備ができていないため避けた方が良いでしょう。
朝は体温が低く身体の準備もできていないため、いきなりサウナに入るとヒートショックなどを起こすリスクがあります。
また、食後は消化のために胃や腸に血液が集中するため、サウナに入ると消化が悪くなるケースも。
朝起きた後は出かける準備やストレッチなどをして身体を目覚めさせる、夕食後は1時間以上経ってからサウナに入るなど、タイミングを調整しましょう。
水分をしっかりとる
水分補給はサウナの基本ですが、1日2回入る場合は特にきめ細かく管理をしましょう。
朝・夜2回入ると水分を2倍消費しますので、脱水症状になるリスクも高くなります。
水分は身体に吸収されるまで時間がかかりますので、サウナに入る前、出た後両方ともしっかり補給しましょう。
特に朝は睡眠中にたくさん水分を消費している状態なので、そのままサウナに入らず水分補給して時間を空けて利用してください。
無理をせず短時間でサッと汗をかく
朝・夜2回のサウナで脱水症状や疲労感の蓄積を防ぐために、普段より短い時間でサッと汗をかくのもポイントです。
特に朝はサウナに入りすぎると眠気を感じることが多いため、あまり高温の場所に座らず、短時間でセット数も抑えるのがおすすめ。
一般的には1回のサウナで3セット前後が推奨されていますが、朝・夜入るなら1~2セットでも気持ち良くととのうことができます。
サウナはたくさん入れば疲労回復や自律神経がととのうわけではないため、ご自身の体調に合わせて効果的な入り方を見つけましょう。
こちらのコラムでサウナの効果的な入り方について解説しています。
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朝・夜2回入るなら家庭用サウナもおすすめ
ここまでご紹介してきたように、朝・夜2回サウナに入る場合は、時間やセット数、タイミングなどを考える必要があります。
しかし、店舗に行く場合、利用料金がかかるためついたくさん入りたくなり、理想的なタイミングで行けないこともありますよね。
ご自身のペースで1日2回サウナを健康的に楽しみたい方は、ご自宅に家庭用サウナを導入するのもおすすめです。
例えば、秀建グループが開発した「SAUNAGE」は、ラグジュアリーなデザインや機能性にこだわった家庭用プライベートサウナです。
人間工学に基づいた形状のリラックスできるベンチ、開放感の高い広いガラス面など、朝のリフレッシュや夜のリラックスどちらにもマッチします。
温度設定や乾燥を防ぐオプションのボタン式ロウリュなど、機能面も充実しているため、その日の体調に合わせて調整可能です。
また、「SAUNAGE」のデザイン性や設置イメージを実際にご体験いただけるショールームもございます。
ご自宅への設置もご相談いただけますので、ぜひお気軽にお越しください。
SAUNAGE HOME 展示
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