お風呂サウナのやり方5選|自宅のユニットバスでととのうことはできる?
サウナ施設に行きたいけど時間が取れない・・・。そんなとき、自宅のお風呂をサウナ化できないか検討する方が多いようです。
自宅のユニットバスで手軽にととのうことができれば、時間やお金を節約しつつ、毎日サウナを楽しむことができますよね。
そこでこの記事では、自宅のお風呂をサウナ化する方法やメリット・デメリットについて詳しく解説します。
コラムのポイント
- 温冷交代浴やサウナグッズ、スチームサウナやミストサウナなど、自宅のお風呂をサウナ化する方法を5パターン紹介します。
- 水風呂に浸かれない、家族との兼ね合いが難しいなど、お風呂サウナの注意すべきデメリットも解説します。
自宅お風呂サウナのメリット
自宅のお風呂をサウナ化することで、次のようなメリットがあります。
費用を抑えられる
自宅のユニットバスを上手くサウナ化できれば、費用を抑えて毎日ととのい生活ができるのが大きなメリットです。
やり方次第ではかなり費用を抑えられるので、お手軽に自宅サウナ環境をつくることができます。
サウナ施設に行く頻度が少なくなれば、入浴料の節約にもなるので一石二鳥。
設置スペースが不要
もともと自宅にあるユニットバスをサウナ化するため、設置スペースが不要なのもメリットです。
日本の住宅事情では、家庭用サウナを設置するスペースがハードルになることが少なくありません。アパートやマンションなどの集合住宅はもちろん、一戸建てでも家庭用サウナ用のスペースを確保するのは難しいですよね。
お風呂サウナなら、ユニットバスがあればどんなお住まいでも手軽に楽しむことができます。
毎日好きなときに入れる
自宅のお風呂をサウナ化すれば、毎日好きなタイミングで入れるのも魅力的なポイントです。
お仕事や家庭の都合などで、サウナ施設になかなか行けない方には特に大きなメリットですね。
サウナ施設は週末やピークタイムだと混雑しますが、お風呂サウナならいつでも自分のペースでととのうことができます。
自宅お風呂サウナのデメリット
費用や設置スペースのハードルが低いお風呂サウナですが、注意すべきデメリットもあります。
水風呂に浸かれない
お風呂サウナは浴槽にお湯を張って楽しむスタイルなので、水風呂に浸かれないのが大きなデメリット。
冬場なら冷水シャワーでも十分ととのえますが、水温が上がる夏場は気持ち良さが半減します。
お風呂サウナの効果を高めるには、ポータブル水風呂を用意するなどの対策が必要かもしれません。
自宅で水風呂をつくる方法はこちらのコラムで解説しています。
〈関連コラム〉
自宅で本格水風呂を実現する方法は?理想の自宅サウナ環境をつくろう!
サウナ施設よりととのい感は控えめ
お風呂サウナも工夫次第で温冷交代浴効果は高められますが、サウナ施設のような高温で汗をかけないのでととのい感はやや控えめです。
本格的なサウナを体験したことがある方にとって、お風呂サウナはちょっと物足りないかもしれません。
前述した水風呂と両立できない点も、クオリティ面の不満につながる可能性があります。
家族からクレームが出る可能性がある
お風呂サウナでととのうにはある程度時間がかかるため、ほかのご家族からクレームが出るリスクもあります。
家族が多い場合、全員がサウナを楽しむにはかなりの時間がかかるため、順番待ちが長くなり光熱費も増加します。また、サウナに入らないご家族がいる場合は、お風呂に入る時間や順番について不満が出る可能性も。
お風呂サウナを本格的に導入する前に、家族で話し合う必要があるかもしれません。
お風呂サウナのやり方5選
自宅のお風呂をサウナ化する方法はいくつかあります。具体的な方法を、難易度順に5パターンご紹介します。
①お風呂と冷水シャワーで温冷交代浴
一番お手軽なお風呂サウナは、浴槽のお湯と冷水シャワーによる温冷交代浴です。
温冷交代浴は昔からあり、お湯と水の温度差で交感神経を刺激し、疲労回復やリラックス効果など、サウナと同じようなととのい感を得る方法です。
温冷交代浴は、自宅のお風呂に手をくわえず簡単に体感できるのがメリット。浴槽とシャワーの温度を調整できるので、体調や気分に合わせられるのもうれしいポイントです。
お風呂サウナを実現したいと思ったら、まずはお湯とシャワーでお試ししてみるのがおすすめです。
②サウナグッズで効果を高める
浴槽とシャワーの温冷交代浴でもととのうことができたら、サウナグッズでより効果を高めるのもおすすめです。
※お風呂サウナグッズの例
- 発汗作用のある入浴剤
- サウナ傘やドーム
- サウナポンチョやスーツ
発汗を促す作用のある入浴剤を浴槽に入れれば、温冷交代浴効果アップが期待できます。
浴槽に被せるサウナ傘やドームは、体感温度を上げて発汗を促すアイテムです。全身を包み込むサウナポンチョやスーツなどのグッズも販売されています。
比較的リーズナブルなサウナグッズが多いので、お試し感覚で使ってみるのも良いかもしれません。
③浴室暖房で室温を上げる
ご自宅のユニットバスに浴室暖房が付いているなら、室温を上げてサウナ効果を高める方法もあります。
浴室暖房は40~45℃前後まで室温が上がる機種が多いため、サウナ効果アップが期待できるかもしれません。
浴室に入る前に余熱しておけば、より汗をかきやすくなり温冷交代浴効果も高まるでしょう。
④家庭用スチームサウナをお風呂で使う
家庭用スチームサウナをお風呂に設置して、蒸気によるととのい感を得る方法もあります。
ポータブルタイプの家庭用スチームサウナは温度が控えめですが、価格が安めで電源があれば使えるので導入しやすいのがメリット。
本格的な家庭用スチームサウナは店舗のような環境をつくれますが、価格や設置のハードルは高めです。
ドライサウナのようにはととのわないという意見が多いですが、マイルドなサウナが好きなら検討してみる価値があるかもしれません。
⑤ユニットバスにミストサウナを設置
ユニットバス用に開発されたミストサウナを後付け設置する方法もあります。
ミストサウナはユニットバスの天井に設置するためスペースが要らず、使いやすいのがメリット。
ただし、ある程度の費用がかかり、室温もそれほど上がらないのでととのい感は控えめ。ここまでやるなら、本格的な家庭用サウナを検討した方が良いかもしれません。
お風呂にサウナストーブやヒーターの設置はNG
自宅のお風呂にサウナストーブやヒーターを置けば、高温サウナを再現できると考える方も居るかもしれません。しかし、お風呂にストーブやヒーターを置くのは、漏電や火災の危険性があるのでNGです。
ロウリュできるサウナストーブは水をかけて使用しますが、シャワーや浴槽の水が予期しない場所にかかると漏電する恐れがあります。また、本体が高温になるため、ユニットバスの床や壁、浴槽の樹脂が溶けたり燃えたりする危険性も高いです。
自宅で本格的にととのえる環境を実現するなら、お風呂のサウナ化ではなく、専用の家庭用サウナ導入を検討しましょう。
本格的な自宅サウナも検討してみよう
サウナ施設のような本格的に汗をかける環境を求める方には、お風呂のサウナ化は少し物足りない可能性があります。もし、毎日ととのえる自宅サウナをつくるなら、しっかり高温で汗をかける家庭用サウナも検討してみて下さい。
例えば、秀建グループが開発した「SAUNAGE(サウナージュ)」は、40~110℃の温度設定やロウリュにも対応できる本格的なプライベートサウナです。
ゆったり横になれるベンチ形状や広いガラス面など、お風呂やサウナ施設ではできないととのい環境を構築可能です。
ご自宅への設置は、リノベーション専門店のSHUKEN Reが担当。設置スペースの確保、水風呂や外気浴も含めたトータルコーディネートで、本格的なととのい環境づくりをお手伝い可能です。
SAUNAGEを体感できるショールームもございますので、ぜひデザイン性や機能性をチェックしてみてください。
SAUNAGE SHOWROOM
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