夏サウナで気持ち良く整うコツ|熱中症や夏バテを防止して効果を高めるポイントを解説
最近は夏の暑さがどんどん厳しくなってきていますが、そんなときこそサウナで汗をかいて気持ち良く整うのがおすすめです。
サウナに入るとさまざまな効果が期待でき、熱中症や夏バテ予防にも効果的です。
しかし、毎日暑い夏にサウナに入って大丈夫なのか、整えるのかなど、心配な点もありますよね。
そこでこの記事では、夏サウナで気持ち良く健康的に整うために必要な基礎知識をまとめました。
夏サウナの魅力や期待できる効果、整わない理由や対策、人気の「水通し」について分かりやすく解説します。
コラムのポイント
- サウナは夏バテや熱中症予防に効果的で、水風呂や外気浴を気持ち良く楽しめるのもメリットです。
- 水分補給や外気浴など、夏サウナで気持ち良く整うためのポイントをご紹介します。
- 夏の外気温で身体が熱を持っている場合は、サウナに入る前の「水通し」でリセットするのがおすすめです。
夏こそサウナがおすすめな理由
毎日暑く日常生活でも汗をかくことが多い夏場ですが、実はサウナを楽しみやすい季節でもあり、多くのサウナーに人気です。
夏サウナがおすすめな理由と、期待できる効果についてご紹介します。
夏バテ予防に効果的
サウナにはさまざまな作用があり、夏バテ予防効果が期待できるのは大きなメリットです。
例えば、冷房と暑い室外の温度差による自律神経の乱れや身体の冷えは、夏バテの代表的な原因の1つ。
サウナでしっかり汗をかいて水風呂との温冷交代浴を行うと、自律神経が整うと言われていて、夏バテしにくい身体づくりに効果的です。
また、サウナに入ると身体がリラックスして睡眠の質向上が期待でき、寝苦しい夏の睡眠不足解消にもつながります。
サウナ内では心拍数が増えて全身の血流が良くなり、胃腸の動きも活発になることでおなかが空いて、おいしく食事を採れると感じる方が多いようです。
暑い夏でも食欲を維持してバランスの良い食事を採ることで、夏バテ防止に役立ちます。
体温調節機能を鍛えて熱中症予防にも
サウナには体温調整機能を鍛える効果があると言われていて、夏の熱中症予防につながるのもメリットの1つです。
高温のサウナ室では体温を下げるために身体が汗をかき、自律神経が活性化されます。
また、サウナから出た後の水風呂で身体を冷やすと、毛穴や血管が収縮して体温を維持しようとします。
このような心拍数や血管の変化で体温調整機能を鍛えることは運動でも可能ですが、猛暑日はランニングやスポーツをするのは難しいですよね。
一方、サウナは室内で座っていれば同じような効果を得られるため、熱い夏場でも熱中症のリスクを避けながら体温調整機能を鍛えることができます。
水風呂&外気浴を気持ち良く楽しめる
「夏のサウナは暑くてキツいのでは?」と感じる方も多いようですが、夏場こそ水風呂や外気浴が気持ち良いという意見も少なくありません。
詳しくは後述しますが、夏の暑い日はサウナに入る前に水風呂で身体をクールダウンする方が多いです。
水風呂の温度は施設によって10℃以下から20℃前後とさまざまですが、気軽にプールのような気持ち良さを味わうことができます。
また、気温が高い夏場は外気浴が暑いというイメージもありますが、サウナ&水風呂の後なら気持ち良く過ごせます。
むしろ、外気温の低い冬場より夏場の方がゆっくりと身体をクールダウンでき、気持ち良いという意見も多いようです。
夏サウナは整わない?注意点や対策をチェック
前述したように夏サウナにはさまざまな魅力やメリットがありますが、注意すべきポイントもあります。
特に、冷房の効いた室内や暑い炎天下で長時間過ごした後は、入り方によってはうまく整わなかったり、熱中症になったりするリスクも。
夏でもサウナで気持ち良く健康的に整うために、注意すべきポイントを押さえておきましょう。
水分補給はいつも以上にしっかりと
サウナに入る前は水分補給をするのが基本ですが、普段から汗をかくことが多い夏場はいつも以上にしっかり水分を取りましょう。
一回のサウナでは300~400mlの汗が出ると言われています。
実際にサウナ⇒水風呂⇒外気浴を3セット前後繰り返すと、発汗によって体重が1kg程度減ることも珍しくありません。
サウナに入る前に夏の外気で汗をかいている方は、いつも以上に水分補給を取らないと脱水症状になるリスクが高くなります。
こちらのコラムでサウナ前の水分補給や、基本的な入り方のポイントを解説しています。
〈関連コラム〉
サウナの効果的な入り方とは?時間・セット数・水分補給などポイントをチェック
外気浴は直射日光を避けよう
夏の日中にサウナに入る場合は、水風呂の後の外気浴スペースで直射日光を避けて休憩することも大切です。
直射日光が当たる場所だとまぶしくてリラックスしにくいですし、太陽光で身体が急激に温まると整いづらいです。
また、夏の強い紫外線による日焼けにも要注意。
プールと違いサウナ施設内では日焼け止めを塗れないため、肌が弱い方は日焼けや荒れなどが起こる可能性があります。
屋根の下や木陰などでゆっくり外気浴したり、日陰がない場合は室内で休んだりして対策しましょう。
サウナ室の座る場所と時間を調整しよう
前述したようにサウナは夏バテや熱中症防止に効果的ですが、入り方によっては逆効果になってしまう可能性もあるので要注意。
例えば、温度が高いサウナの上段で長時間がまんしたり、休憩をせずに何セットも繰り返したりすると、かえって疲労が溜まったり脱水症状になったりするリスクがあります。
例えば、冷房の効いた部屋で長時間過ごした後、いきなりサウナの上段に座ると体温調整機能が追い付かずだるくなってしまうことも。
また、炎天下で過ごして身体が熱を持っている状態だと、サウナの室温で熱中症になる可能性も考えられます。
このように、夏場にサウナに入るときは、その日の体調に合わせて座る場所や時間を調整し、疲労回復効果を高めることが大切です。
〈関連コラム〉
サウナの次の日だるい原因と対策|疲労回復効果を高める入り方のポイントも
水風呂や外気浴でクールダウン
サウナで身体を温めた後は、水風呂や外気浴でしっかりクールダウンするのも、夏に整うコツの1つです。
サウナの効果を高めようとして短い休憩でセット数を繰り返すと、逆効果になってしまう可能性があります。
特に夏は体温が高くなりやすいため、水風呂や外気浴を上手く活用してクールダウンすることが大切です。
夏サウナの効果を高める「水通し」とは?
サウナ室に入る前に水風呂にサッと浸かる「水通し」は、夏サウナにおすすめの入浴法です。
夏の暑さで上がった体温を水風呂で一度リセットすることで、気持ち良くサウナを楽しむことができます。
水通しの場合は水風呂にじっくり浸かるのではなく、サッと入ってリフレッシュするのがポイントです。
サウナ室で身体が熱くなりすぎてのぼせるのを予防する効果も期待できるため、ぜひ水通しを上手く活用してみてください。
夏も気持ち良くととのうならプライベートサウナもおすすめ
ここまでご紹介してきたように、夏場のサウナにはさまざまな効果が期待できますが、さらにこだわるならご自宅のプライベートサウナもおすすめです。
自宅にサウナがあればその日の気温や過ごし方に合わせて入り方を調整でき、夏バテや熱中症の予防効果が期待できます。
秀建グループが開発した「SAUNAGE」は、夏サウナにピッタリなデザインや機能を備えたプライベートサウナです。
例えば、店舗のドライサウナは80~90℃前後の室温が一般的ですが、SAUNAGEは室温を調整できるため、夏場でも身体に負担の少ない入り方ができます。
広いガラス面による開放的なデザインと、人間工学に基づいて設計されたベンチ形状は、夏の疲労回復やリラクゼーションに最適です。
SAUNAGEのデザインや機能を体験できるショールームもございますので、ぜひお気軽にご来場ください。
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