サウナをやめた方がいいケースとは?デメリットやリスク、対策を解説

サウナをやめた方がいいケースとは?デメリットやリスク、対策を解説

「サウナは健康に良い」と耳にする一方で、「やめた方がいいのでは?」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。

特にサウナの高い温度や急激な温度変化が体に与える影響について心配されている方もいるかと思います。

そこで今回は、サウナの効果とリスクについて詳しく解説し、どのようなケースで避けるべきか、そして安全に楽しむための対策を紹介します。

 


  • 健康状態によるリスクの理解:心疾患や高血圧、妊娠中など、特定の状態ではサウナを避けるのが望ましいです。
  • 安全なサウナ利用のためのリスク対策:適切なサウナの入り方や、注意点を知っておくことが大切です。
  • 家庭用サウナの活用:家庭用サウナを使えば、リスクを最小限に抑えられます。

 

サウナは身体に悪いという意見も?

サウナはやめた方がいいのか調べている女性

サウナには、ストレス軽減や疲労回復などの効果が期待できますが、一方で「体に悪い」という意見も見受けられます。

確かに、サウナにはさまざまなメリットがありますが、同時に注意すべきデメリットもゼロではありません。

実際、サウナの入り方を間違えると、かえって疲れてしまったり、体に負担がかかったりする可能性があります。

大切なことは、サウナのデメリットやリスクを正しく理解し、適切な入り方を実践することです。

サウナをやめた方がいい人の特徴

サウナをやめた方がいいと止める女性

次のような条件に当てはまる方は、身体に負担がかかる可能性があるため、サウナに入るのはやめたほうが良いとされています。

心臓の疾患を持っている人

心筋梗塞や狭心症などの心臓疾患がある方は、サウナに入ると心拍数が上昇し、心臓に負担がかかるためやめたほうがいいと言われています。

心臓への負担を避けるためにも医師に相談し、低温サウナの利用を検討するなど、慎重な対応が必要です。

高血圧の人

高血圧の方は、サウナと水風呂の急激な血圧変化に注意が必要です。

サウナに入ると血管が拡張して血圧が下がりますが、水風呂に入ると急激に上昇します。

このような血圧の急激な変動は高血圧の方にとって危険であり、脳卒中や心筋梗塞のリスクを高めます。

サウナ自体は高血圧に効果があると言われていますが、利用前にかかりつけの医師に相談することが重要です。

風邪を引いている、発熱している人

風邪や発熱時も、サウナを利用するのはやめたほうがいいでしょう。

汗をかくため良いように思えますが、体温調整機能や体力が低下している状態でのサウナ利用は危険です。

また、高温は死滅しないウイルスもあり、サウナ室だけでなく、脱衣所や休憩所でもほかの利用者に感染させてしまうリスクがあります。

妊娠中の人

妊娠中の女性がサウナを利用する場合、体温の上昇が胎児に悪影響を与えるリスクがあり、特に妊娠初期は注意が必要です。

また、妊娠中は大量の汗をかいて脱水症状になりやすく、めまいなどの症状も起こりやすいと言われています。

さらに、転倒による事故のリスクも高まるため、妊娠中はサウナを避け、医師の指示に従うことが大切です。

小さなお子さん

小さなお子さんは、体温調節機能や発汗機能が未発達であるため、サウナによる負担が大きくなります。

特に10歳以下のお子さんは、体温調整が難しく、熱中症や低血圧のリスクが高いため、注意が必要です。

実際、小中学生以下の利用を禁止しているサウナも多くあります。

皮膚が弱い人

乾燥肌やアトピー性皮膚炎など、皮膚の弱い方がサウナに入ると、乾燥と熱で皮膚の炎症が悪化することがあります。

肌の状態が悪い時にはサウナを避け、医師に相談してから利用を検討しましょう。

サウナをやめた方がいいときもある?

サウナはやめた方がいいのか、という疑問

体力があり健康な方でも、次のような状態のときはサウナに入らない方が良いとされています。

お酒を飲んだ後

飲酒後のサウナ利用はやめた方が良いです。

お酒を飲むとアルコールの作用で血管が拡張し、血圧が下がります。

その後、サウナに入るとさらに血圧が低下し、立ちくらみや失神のリスクが高まります。

また、酩酊状態では転倒によるケガの危険性も増すため、注意が必要です。

「飲酒後にサウナで汗をかくとアルコールが抜ける」というイメージがありますが、実際には皮膚から排出される量はわずかです。

むしろ、脱水症状で血流が減少すると、アルコールの分解が遅くなるリスクがあります。

過度に疲れている

激しい運動や睡眠不足など、疲労が蓄積している状態でのサウナ利用はやめた方が良いケースが多いです。

特に激しい運動で体力を消耗した直後にサウナに入ると、かえって疲れてしまう可能性が高いです。

また、大量の汗をかいた後のサウナ利用は、脱水症状のリスクが高くなります。

運動後にサウナを利用する場合は、少なくとも数時間の休憩を取ってから入るのが望ましいです。

適度な疲労であれば、サウナによる回復効果が期待できますが、過労や睡眠不足の状態ではやめた方が良いです。

食事の直後

食事をとった直後のサウナ利用もやめた方が良いです。

食後すぐにサウナに入ると、消化に必要な血流が体中に分散され、消化不良を起こすことがあります。

そのため、食事の1〜2時間後くらいに、胃もたれなどの症状がないことを確認してからサウナを利用するのが理想的です。

ケガや炎症がある

捻挫や打撲など、炎症を伴うケガをしている状態でのサウナ利用はやめた方がいいと言われています。

サウナで体温が上がると、炎症部位の血流が増加し、腫れや痛みが悪化する可能性があります。

腫れや痛みが引いてから、適切な温度と時間でサウナを利用するのが良いですが、医師に相談し、適切な時期と方法を確認することが大切です。

サウナのリスク対策

やめた方がいいサウナのリスク

サウナを安全に楽しむためには、リスク対策を心がけることが大切です。

適切な利用方法を知ることで、サウナの恩恵を最大限に受けられます。

医師などに事前相談する

持病がある方や高齢の方は、サウナを利用する前に必ずかかりつけの医師に相談することが大切です。

個々の健康状態に応じて、サウナの利用可否や注意点をアドバイスしてもらうことで、安全にサウナを楽しめます。

体調と相談して無理に入らない

サウナのリラックス効果を求め、定期的に利用する方も多いですが、体調が悪いと感じたときや疲労が激しいときには無理に入らないようにすることが大切です。

疲れているときや睡眠不足のとき、体調が良くないときに無理にサウナを利用すると、体調をさらに悪化させるリスクがあります。

そのため「今日は休む」という選択をすることも、長期的にサウナを楽しむためには重要です。

ご自身の体調と相談し、無理のない範囲でサウナを利用しましょう。

座る位置と時間を調整する

サウナの室内では、座る位置によって温度が異なります。

上段ほど高温であるため、体力に自信がない場合や初めて利用する場合は、下段や中段に座ってじっくりと体を温めることをおすすめします。

また、サウナに長時間無理に入るのではなく、ジワッと汗をかいた程度で出るのも、リスクを軽減するポイントです。

水風呂ではなく外気浴のみにする

水風呂に入ると水圧と温度差により血圧が急激に変化するため、体に負担がかかることがあります。

そのため、水風呂に入る代わりに、外気浴のみでゆっくりと入り、血圧の急激な変動を避け、身体への負担を減らすことでリスク対策になります。

低温サウナを利用する

高温のドライサウナ(80~90℃前後)ではなく、低温サウナ(60~70℃前後)を選ぶこともリスク対策になります。

低温サウナの方が熱中症や脱水症状になりにくく、体への負担も少なくなります。

また、蒸気で温度を上げるフィンランド式のロウリュサウナであれば、乾燥肌の方も利用しやすいです。

リスク対策には家庭用サウナもおすすめ

フィンランド式プライベートサウナ

サウナ利用はやめたほうがいい?」と懸念している方には、デメリットやリスクに対策できる、家庭用サウナの導入もおすすめです。

家庭用サウナであれば、ご自身の体調や生活リズムに合わせて、利用する時間・温度を自由に調整可能です。

これにより、無理なくご自身に合ったサウナ利用が可能となり、安全にリラックスできる時間を過ごせます。

また、家庭用サウナはほかの人と共有する必要がないため、感染症のリスクも低く抑えられます。

 

家庭用サウナ

家庭用サウナ「SAUNAGE(サウナージュ)」は、ガラス面を多く取り入れた開放感のあるデザインで、圧迫感を感じさせません。

さらに、人間工学に基づいた設計で、長時間でも快適に過ごせるよう工夫されています。

 

家庭用サウナ

SAUNAGE」なら、家庭用サウナならではの自由なカスタマイズで、ご自身に合ったサウナ環境を整えることができ、リスクを最小限に抑えた「ととのい体験」が可能です。

 

SAUNAGE」に関するご質問やご不明な点がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。

また、「SAUNAGE」の設置イメージを実際にご覧いただけるショールームもございますので、ぜひお越しください。、

 

SAUNAGE HOME 展示

〒107-0061 東京都港区北青山2-10-17 SOHO北青山104

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監修者情報

SAUNAGE 編集部

SAUNAGE 編集部

プライベートサウナ「SAUNAGE」の製作・販売を行う秀建グループが発信するオウンドメディア。
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