ガラス張りサウナのメリット・デメリットと対策|自宅や別荘への導入方法や施工事例も紹介

ガラス張りサウナから見える景色

最近はご自宅や別荘などに家庭用サウナを導入するケースが増えていますが、設置スペースや機能性はもちろん、開放感やデザイン性も満足度に大きく影響するポイントです。

特に個人用のプライベートサウナは店舗より室内が狭いため、壁に囲まれたボックスタイプだと圧迫感があり気持ちよくととのえないケースもあります。

そこで検討したいのは、開放感があり、ラグジュアリーなデザインも楽しめるガラス張りの家庭用サウナです。

この記事では、ガラス張りサウナの魅力やメリット、デメリットや対策などを詳しくまとめます。

 


コラムのポイント

・ガラス張りサウナは開放感やデザイン性が高く、眺望を活かした気持ち良いととのい空間をつくれるのが魅力です。

・プライバシー性や汚れの目立ちやすさなど、デメリットと対策をセットで押さえておきましょう。

・自宅や別荘にガラス張りサウナを導入する方法は主に2種類ありますが、コストパフォーマンスが高いビルトイン型サウナがおすすめです。


 

ガラス張りサウナとは|木製サウナとの違い

ガラス張りサウナのある家

ガラス張りサウナとは、ドアや壁面の一部または全面にガラス材を採用したサウナのことです。

一般的なサウナは木材の壁で囲われた空間ですが、ガラス張りサウナは視線が抜けるため、室内からの見え方や感じ方が違うのが特徴です。

 

※ガラス張りサウナのバリエーション

  • ドアのみガラス
  • 前面パネルのみガラス
  • 全面ガラス

 

ガラス張りサウナには上記のようにさまざまなバリエーションがあり、選ぶ製品や施工方法によって仕上がりが変わります。

例えば、出入り口のドアのみガラスになっているサウナと、前面パネルが全てガラス張りのサウナでは、開放感やデザイン性に大きな差があります。

使用されるガラスは、強度や断熱性などを考慮した強化ガラス・二重ガラスなどが一般的です。

開放感やデザイン性に優れるガラス張りサウナは、高級メーカーやラグジュアリーな別荘などで定番になりつつあり、くつろぎのスペースとしてご自宅に導入するケースも増えています。

 

ガラス張りの家庭用サウナ

ガラス張りの家庭用サウナをご検討の際は「SAUNAGE」をご検討ください。

大きなガラス面による開放感はもちろん、断熱性や機能性、デザイン性にもしっかりこだわったラグジュアリーなプライベートサウナです。

 

ガラス張りサウナのメリット

ガラス張りのサウナのある寝室

一般的な木製サウナにはない、ガラス張りならではのメリットや魅力をご紹介します。

開放感がありサウナ室が広く見える

ガラス張りのサウナは視線が抜けるため、開放感がありひろびろとした印象があるのが大きなメリットです。

特に家庭用サウナは店舗に比べるとスペースが限られることが多いため、ガラス張りにすることで圧迫感が軽減され、リラックスしやすい空間になるのが魅力です。

眺望を活かせる

庭、テラス、自然の景色、夜景など、外の眺望を活かしたととのい空間をつくれるのもガラス張りサウナならではのメリットです。

ガラスから外の景色を取り入れることで、前述した開放感を得ながら、壁に囲まれた木製サウナにはない魅力的な空間をつくることができます。

自宅の庭はもちろん、非日常感が重要な別荘とも相性が良いポイントです。

デザイン性が高く住宅や別荘の魅力を引き立てる

ガラス張りサウナは外から見たデザイン性も高く、設置した住宅や別荘のアクセントとして魅力を引き立てるのもうれしいポイントです。

ガラスの透明感や直線的なラインは空間全体を洗練された印象に整え、インテリアの一部としても高い存在感を発揮してくれます。

また、サウナ自体のベンチ形状やライトアップなども、ガラス越しに室内のアクセントとして活かすことができます。

ガラス張りサウナのデメリットや注意点と対策

ガラス張りの家庭用サウナ

ガラス張りサウナには多くの魅力やメリットがありますが、導入前に知っておきたいデメリットや注意点もあります。

ここでは、代表的なデメリット3点と、それぞれの対策をまとめます。

材料費や施工費が高くなりやすい

ガラスパネルは木材より高価で、重量もあるため一般的なサウナより施工コストが高くなる傾向があります。

特にガラス面が広くなるほどコストが増加し、ガラスの厚み・サイズ・加工方法などによっても製品価格が変わります。

対策としては、仕様によって価格が高くなるオーダーメイドではなく、製品価格が明確なビルトイン型のガラス張りサウナを選ぶのがおすすめです。

ビルトイン型のサウナは規格化されているためコストパフォーマンスを高めることができ、仕様変更による予算オーバーのリスクがないのもメリットです。

ガラスの汚れが目立ちやすい

ガラスは水滴や皮脂が目立つためサウナの使用後に汚れが気になりやすく、掃除の頻度が増えるのも注意すべきデメリットです。

木材の壁面は使用後に換気・乾燥すれば汚れが気になることはありませんが、ガラス張りだと結露による水滴や汚れによる曇りが目立ってしまう可能性があります。

ただし、ガラス面はサッと汚れを拭き取りやすいため、使用後の簡易清掃を習慣づけて対策するのがおすすめです。

サウナ使用後の換気タイムに毎回ガラスの汚れを拭き取るだけなら、それほど手間や負担もかかりません。

プライバシー確保が必要

ガラス張りサウナは視線が抜けて開放感が高い反面、設置場所によってはプライバシーが気になる場合があります。

特に屋外や庭に面した場所にガラス張りサウナを設置する場合は、外部からの視線をコントロールすることが重要です。

隣の敷地などからサウナ室が見える位置に設置する場合は、フェンスで視線を遮ったり、ブラインドやロールスクリーンなどを付けたりするのもおすすめです。

自宅にガラス張りサウナを導入する方法

ガラス張りの家庭用サウナ

ガラス張りサウナを自宅や別荘に導入する場合、大きく分けて 「オーダーメイド」 と 「ビルトイン型の設置」 の2つの方法があります。

それぞれの特徴を理解しておくと、設置場所や予算に合わせて最適な選択がしやすくなります。

サウナを1からオーダーメイドする

サウナのオーダーメイドは、ガラスの面積やデザインを自由に決められるのがメリットです。

また、サウナ本体の広さやレイアウト、ベンチの形状や配置、ヒーターの種類など、細かい部分までカスタマイズして自分だけのととのい空間をつくれるのは大きな魅力。

広いガラス面で開放感を高めたり、範囲を絞ってプライバシーを確保したり、設置場所に合わせた調整も可能です。

ただし、サウナのオーダーメイドに対応できるメーカーや会社は限られ、費用が高額になる傾向があるのがデメリットです。

ある程度費用をかけても既製品にはないデザインやレイアウトにこだわりたい場合は、ガラス張りサウナをオーダーメイドするのが向いています。

ビルトイン型サウナを設置する

ビルトイン型サウナは、既製のサウナユニットを室内に組み込む方法です。

最近はガラス張りのモデルも多く、比較的スムーズに導入できるため人気が高い選択肢です。

ビルトイン型のガラス張りサウナはサイズや仕様が決まっているため導入しやすく、価格が明確で予算オーバーしにくいのも魅力的なポイント。

次の章で、実際にビルトイン型のガラス張りサウナを住宅に導入した施工事例をご紹介します。

ガラス張りプライベートサウナ「SAUNAGE」の施工事例

開放感やデザイン性の高さを重視する方におすすめの、ビルトイン型ガラス張りサウナ「SAUNAGE」の施工事例をご紹介します。

 

ガラス張りサウナの施工事例
▼青森県 N様邸

ガラス張りの開放感を活かし、窓からの眺望を楽しめる場所に設置したSAUNAGEの施工事例です。

外からの視線をしっかり遮ることで、サウナと同時にお庭の景色や空の開放感を楽しめる空間に仕上がっています。

 

ガラス張りサウナの施工事例
▼東京都 M様邸

ドアを含めた前面をすべてガラス張りにすることで、高い開放感やラグジュアリーなデザインに仕上げたSAUNAGEの施工事例です。

ベンチ下の間接照明はリラックスできる雰囲気をつくるだけでなく、外から見たときのデザイン性も引き上げてくれます。

 

趣味としての自宅サウナ

ここでご紹介したSAUNAGEは、秀建グループが開発した家庭用のビルトイン型サウナです。

 

本格的にととのえる屋内サウナ

広いガラス面で圧迫感を軽減し、国産ヒノキ材をメインとしたラグジュアリーなデザインや人間工学に基づいたベンチ形状などにこだわっています。

SAUNAGEを実際にご覧いただけるショールームもございます。ぜひお気軽にご相談ください。

SAUNAGE HOME 展示

〒107-0061 東京都港区北青山2-10-17 SOHO北青山104

 

監修者情報

SAUNAGE 編集部

SAUNAGE 編集部

プライベートサウナ「SAUNAGE」の製作・販売を行う秀建グループが発信するオウンドメディア。
サウナの設計・内装・施工に関する豊富な知識と経験をもとに、役立つ情報や最新のトレンドを皆様にお届けしています。