サウナの次の日だるい原因と対策|疲労回復効果を高める入り方のポイントも

サウナの次の日だるい原因と対策|疲労回復効果を高める入り方のポイントも

疲労回復効果が注目されているサウナですが、次の日だるいと感じるケースも少なくありません。

サウナに入った次の日に頭がボーっとしたり、肩こりやだるさを感じたりした場合は注意が必要です。

高温な環境で大量の汗をかくサウナは、入り過ぎると身体への負担が大きくなり、かえって疲れてしまうことがあるのです。

そこでこの記事では、サウナの次の日だるくなる原因と対策、疲労回復効果を高める入り方のポイントなどを詳しく解説します。

 


コラムのポイント

  • 水分不足による脱水症状、疲労の蓄積や睡眠不足など、サウナの次の日だるくなる原因をチェックしましょう。
  • サウナでだるくなるのを防ぎ疲労回復効果を高めるためには、無理をせずしっかり補給するなど入り方に工夫する必要があります。
  • 効果的に疲労や肩こりを解消するなら、温度や入り方を調整しやすい家庭用サウナを検討するのもおすすめです。

 

サウナでかえって疲れることがある?

サウナで我慢してだるくなった男性のイラスト

血行促進や自律神経の調整など、サウナには疲労回復効果が期待できますが、入り方によってはかえって疲れてしまい、翌日だるいと感じるケースも少なくありません。

サウナ内は日常生活とはかけ離れた高温状態で大量の汗をかき、心拍数も増加するため少なからず身体に負担はかかります。

上手にサウナを利用すれば、程よい疲労感が睡眠の質の向上につながり、翌日のスッキリ感を得ることができます。

しかし、無理に長時間サウナに入ったり、水分補給を怠ったりすると、かえって疲れてしまう事があるのです。

次の章から、サウナの次の日だるくなってしまう原因を1つずつチェックしていきましょう。

サウナの次の日だるくなる原因

サウナで翌日だるくなった女性のイラスト

サウナに入った次の日だるくなる原因は、いくつかのパターンに分かれます。

 

  • 水分補給が足りず脱水症状
  • サウナに入り過ぎて疲れる
  • 休憩時間が短く自律神経や体温を調整できない
  • 肉体や脳の疲労が蓄積している
  • サウナのせいで睡眠不足

 

次の章で対策を紹介しますので、まずは原因を1つずつ詳しくチェックしていきましょう。

水分補給が足りず脱水症状

サウナでは大量の汗をかくため、水分補給が足りないと脱水症状になり、疲労やだるさの原因になります。

体内の水分が不足すると血行が悪くなり、疲労回復も遅くなってしまいます。

サウナに入り過ぎて疲れる

サウナ室に長時間入ったり、セット数をこなし過ぎたりすると、翌日だるさを感じるケースが多いです。

前述したようにサウナは身体に負担がかかるため、入りすぎるとかえって疲れる原因になります。

休憩時間が短く自律神経や体温を調整できない

サウナ⇒水風呂の後の外気浴の際、休憩時間が短いと次の日のだるさの原因になります。

休憩時間が短いとサウナと水風呂で増えた心拍数が元に戻り切らず、次のセットで身体に負担がかかりやすくなります。

肉体や脳の疲労が蓄積している

サウナに入る前の時点で、肉体や脳の疲労が蓄積していると、かえって疲れる原因になることがあります。

筋トレや仕事、勉強などで肉体や脳が疲れているときは、サウナ内で身体に負担がかかる可能性が高いです。

サウナと脳疲労の関係については、こちらのコラムもごらんください。

〈関連コラム〉

サウナの脳疲労回復効果とは?脳に悪いケースや入り方のポイントも解説

 

サウナのせいで睡眠不足

サウナは通常の入浴より時間がかかることが多く、睡眠不足の原因になり次の日のだるく感じてしまう可能性もあります。

 

  • サウナ:6分
  • 水風呂:1分
  • 外気浴:10分

 

上記のように、サウナ⇒水風呂⇒外気浴を3セット繰り返すとそれだけで51分かかります。

店舗への行き帰り、身体を洗ったり準備をしたりを含めると、トータルで1時間以上かかることが多いです。

仕事帰りなどにサウナによる場合、帰宅が遅れるためその分睡眠時間が削られてしまい、翌日のだるさの原因になる可能性があります。

せっかくサウナで疲労回復しても、睡眠不足で翌日を迎えると、スッキリ活動するのは難しいですよね。

疲労回復効果を高めるサウナ利用のポイント

だるくなるのを防ぐサウナの利用方法

身体に負担がかかりだるくなるのを防いで、疲労回復効果を高めるためのサウナの利用方法を紹介します。

浴槽で身体を温めてから入る

サウナ内に長時間入ると身体に負担がかかるため、まずは浴槽で温まって汗をかきやすい状態をつくりましょう。

少し汗ばむぐらい浴槽で身体を温めると、短い時間でサッと汗をかけるためサウナの疲労感を抑えやすくなります。

最初は低い場所でじっくり温まる

サウナ室では上段ほど温度が高く身体への負担が大きくなるため、まずは下段でじっくりと身体を温めましょう。

サウナに慣れてくるとつい上段に入りたくなりますが、下段でも十分汗をかいてととのうことはできます。

特に疲れが溜まっているときは、なるべく高い場所に座るのは避け、無理せず汗をかくように心がけましょう。

時間とセット数を調整する

その日の体調や疲れ具合に合わせて、サウナに入る時間とセット数を調整するのも疲労回復効果を高めるポイントです。

一般的には、サウナに入る時間は6分前後、セット数は3セット前後が目安と言われています。

ただし、疲れや暑さを感じたときは、早めに切り上げてゆっくり休むことも大切です。

外気浴でじっくりリラックスする

サウナと水風呂の後に、座ったり横になったりしてじっくり外気浴するのも疲労回復のポイントです。

外気浴が短いと、心拍数や血圧が元に戻らないまま次のセット数に入ってしまい疲労する原因になります。

外気浴でリラックスして疲労を回復するには、ゆったり座れる椅子や横に慣れるスペースなども必要です。

サウナ室や水風呂だけでなく、外気浴スペースの広さや数、クオリティにもこだわってみましょう。

こちらのコラムでもサウナで疲労回復効果を高める方法について解説しています。

〈関連コラム〉

サウナの効果的な入り方とは?時間・セット数・水分補給などポイントをチェック

 

疲れているときは低温サウナを利用する

運動や仕事の疲れが溜まっているときは、高温のドライサウナを避け、低温サウナを利用するのもおすすめです。

ミスト・スチーム・遠赤外線など、60℃前後の低温サウナは身体への負担が少ないため、疲れているときの疲労回復に効果的です。

低温サウナでもじっくり温まれば汗をかくことができるので、体調に合わせて使い分けてみましょう。

サウナの前後に水分・栄養補給をする

サウナの疲労回復効果を高めるには、水分や栄養をしっかり補給することも大切です。

特に水分が不足すると脱水症状になりだるさの原因になるため、サウナに入る前・後にしっかり補給しましょう。

また、サウナと合わせて疲労回復を早める食材などを積極的に摂ることも効果的です。

疲労回復には家庭用サウナもおすすめ

サウナで疲労回復効果を高めるなら、家庭用サウナも検討してみてください。

ご自宅にサウナがあればその日の体調に合わせて時間・温度・セット数を調整できるため、より効果的な利用が可能です。

店舗まで通う時間がかからず、サウナでととのった気持ち良い状態で良質な睡眠を得られるのも疲労回復につながるポイントです。

 

秀建グループが開発した「SAUNAGE」は、疲労回復にピッタリなプライベートサウナです。

広いガラス面や人間工学に基づいた形状のベンチは、リラックスを促し仕事やスポーツなどの疲れを回復してくれます。

 

温度設定やボタン式ロウリュなど機能面も充実しており、体調や気分に合わせた使い方もできます。

SAUNAGE」のデザイン性や機能を実感できるショールームもございますので、ぜひお気軽にご利用ください。

SAUNAGE HOME 展示

〒107-0061 東京都港区北青山2-10-17 SOHO北青山104

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監修者情報

SAUNAGE 編集部

SAUNAGE 編集部

プライベートサウナ「SAUNAGE」の製作・販売を行う秀建グループが発信するオウンドメディア。
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