サウナ増設で温泉旅館の集客力アップ?付加価値をプラスする宿泊プランアイデアも
近年、温泉旅館にサウナを増設して新たな宿泊プランをつくり、集客力をアップする事例が増えています。
サウナは幅広い世代から人気を集めており、温泉旅館と組み合わせることで付加価値をプラスし集客力のアップが期待できるのです。
この記事では、温泉旅館にサウナを増設することで得られるメリット、付加価値をプラスするための宿泊プランのアイデアなどを紹介します。
コラムのポイント
- 温泉旅館にサウナを増設することで、新規顧客の獲得やリピート率向上、客室単価のアップなどさまざまなメリットが期待できます。
- ただサウナを増設するだけではなく、宿泊プランの見直しでユーザーにとって魅力的なサービスを提供することが集客力アップにつながります。
- 温泉旅館の集客力を高めるのにピッタリなプライベートサウナ「SAUNAGE」の特徴や魅力をご紹介します。
サウナが温泉旅館の集客につながる?
2025年現在、サウナは幅広いユーザーの注目を集めており、温泉旅館の集客アイデアとして導入されるケースが増えています。
サウナブームは終わったという意見もありますが、現在も人気の施設は多くのユーザーでにぎわっています。
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従来のサウナはただ汗をかくだけのスペースでしたが、近年は水風呂や外気浴を含めた「ととのい」環境や、おいしい食事やリラックスタイムを楽しめる体験型サービスとして人気が高まっています。
このような現代のサウナサービスは宿泊業と相性が良く、集客に悩む温泉旅館への導入事例が増えているのです。
次の章で、温泉旅館にサウナを増設することで得られるメリットについて具体的に見ていきましょう。
温泉旅館にサウナを増設するメリット
温泉旅館にサウナを増設することで、次のような経営・集客面のメリットが生まれます。
今までにない新規顧客の獲得
温泉旅館にサウナを増設することで、今までにないユーザー層へのアプローチにつながり、新規顧客の獲得が期待できるのは大きなメリットです。
近年はサウナブームによって20~40代前後のサウナファンが増加しており、旅館のメインユーザーとは異なる層にアプローチできる可能性があります。
また、旅行先でサウナを楽しむ「サ旅」という考え方もあり、サウナ付き宿泊施設そのものの需要も高まっています。
新規顧客の獲得は温泉旅館にとって重要な取り組みですが、広告宣伝や大規模な改修工事などが必要になるケースが多いです。
温泉旅館へのサウナ導入は複数の方法があり、建て替えや大規模改修より費用を抑えて新規顧客の獲得につながる可能性があります。
リピート率向上
サウナの増設で温泉旅館の付加価値を高めることで、顧客満足度やリピート率の向上が期待できるのもメリットです。
温泉旅館のユーザー層にとって、サウナの増設は新たな体験となり、宿泊中のリラックス感や満足度を高めることにつながります。
サウナ目的のユーザー層にとっても、客室に設置された貸切のプライベートサウナや、利用後の美味しい食事などは既存施設ではできない体験です。
既存の温泉施設や公共サウナにはないサービスを提供することで、「また来たい」とユーザーに思わせリピート率を高めることにつながります。
SNSによる拡散や口コミ効果
魅力的なサウナを温泉施設と組み合わせることで、SNSやサウナファンの口コミによる集客効果も期待できます。
SNS上では魅力的なサウナの情報を伝えるインフルエンサーも多く、利用したユーザー経由で拡散すれば新規顧客の集客につながります。
また、最近はInstagramなどで宿泊先の情報収集をする方も多く、若年層など既存の温泉旅館とは異なるユーザーへのアプローチも可能です。
客室単価の向上
サウナの増設によって付加価値をプラスし、ユーザーにとって魅力的なプランやサービスを提供することで、客室単価の向上も狙えます。
例えば、客室にサウナを設置すればユーザーにとっての付加価値になり、単価をアップしても集客できる可能性が高くなります。
また、サウナ利用後の食事やグッズ販売などの展開で、宿泊単価のアップを狙うことも可能です。
サウナ増設+宿泊プランの見直しで付加価値をプラス
前述したように温泉旅館のサウナ増設ではさまざまなメリットが期待できますが、ただ既存施設にサウナを追加しただけで集客力をアップできるとは限りません。
サウナで温泉旅館の集客力を高めるためには、宿泊プランやサービスを見直して付加価値をプラスすることが大切です。
サウナの導入方法と併せて、宿泊プランのアイデア例をいくつかご紹介します。
例①プライベートサウナ付きの客室プラン
温泉旅館の客室にプライベートサウナを設置して、プレミアムプランで単価アップを狙うのは代表的なアイデア例です。
客室のプライベートサウナならカップルや家族でも一緒に利用でき、新たなユーザーへのアプローチもしやすいです。
バルコニーに水風呂や外気浴スペースを設置すれば、ととのった後そのまま眠ることもでき、サウナーにとって理想的な環境になります。
客室のサウナならまずは少ない部屋数に導入して、ユーザーの反応が良ければ徐々に増設するといった戦略を取れるのもメリットです。
例②予約制の貸切サウナ付きプラン
温泉旅館の空きスペースに予約制の貸切サウナを増設し、利用券付のプランをつくって単価アップを狙うのも1つのアイデアです。
例えば、使われていない宴会場などのスペースを活かせば、家族や友人同士で使える貸切サウナや水風呂を設置することができます。
屋内スペースへの設置が難しい場合は、バレルサウナなど屋外に貸切サウナを設置する方法もあります。
③地元食材を活かしたサ飯プラン
通常の食事プランにくわえて、サウナ後の補給にピッタリな地元食材を活かしたサ飯プランをつくるのもおすすめのアイデアです。
例えば、「サウナあがりのご褒美サ飯付きプラン」など、ご当地サ飯や地ビールなどを楽しめるディナーを提供するのも良いですね。
サウナで汗をかいた後の塩分や水分の補給、栄養バランスなどを考えたメニューをつくることで、サウナユーザーの集客や単価アップも期待できます。
ここでご紹介したように、温泉旅館へのサウナ導入方法はいくつかのパターンがあり、予算やターゲットユーザーに合わせて検討することが大切です。
こちらのコラムで具体的な施工方法を紹介していますので、参考にしてみてください。
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温泉旅館の集客力を高めるプライベートサウナを紹介
最後に、温泉旅館への増設で集客力を高めるのにピッタリなプライベートサウナ「SAUNAGE」をご紹介します。
広いガラス面による開放感や人間工学に基づいて設計されたベンチ形状など、プレミアム感のあるデザインや使い勝手が客室単価アップにつながります。
温泉旅館への事業用設置にも対応可能なプロフェッショナル仕様を用意し、客室や共用部などさまざまな導入方法に対応可能です。
PRO仕様は、図面作成⇒仕様確定⇒国内の自社工場で生産⇒施工⇒アフターフォローまでトータルでサポート。
有名サウナを数多く手掛けている秀建が現場に合わせたプラン提案や施工を担当しますので、どのような設置方法にも対応いたします。
まずはお気軽にご相談ください。SAUNAGEを実際にをご覧いただけるショールームもございます。
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